東北いろは・第5回オンラインおちゃっこ終了しました。

こちらで「東北いろはにほへと・プロジェクト」のオンラインおちゃっこシリーズについて、何度かご案内していますが、第5回めを26日(火)に、無事、開催されました。ご関心もってくださった皆様、また告知にご協力くださった皆様、ありがとうございました。

今回のゲストは、金藤克也さん。東日本大震災後に宮城県南三陸町に移住し、地元のワカメで育てた羊の肉を販売したり、羊毛でフェルト製品を作り販売したり、森を守り育てるなかで出る間伐材を活用したり・・・と、南三陸町で雇用を作りながら地域で活動されています。「一般社団法人さとうみファーム」を設立し、多い時には200頭以上の羊を飼っているそうです。(冒頭の羊の写真はフリー素材で、さとふみファームの羊の写真ではありません。)

あらためて事務局から活動報告が出ると思うので、ここで金藤さんがお話になった内容について詳細をお伝えせず、ただ、金藤さんのフットワークの軽さと事業の計画というマネジメントという堅実な部分を感じた1時間半だったことをお伝えしたいと思います。

そして南三陸町でやっていきたいという強い思いも感じました。海のすぐそばで羊を飼うことで、臭いや海の汚染など、地域の方々が不安を抱かないように、事前に地域の方々に向けた説明会を開くなど、地域への配慮もしっかりと事前になさったうえでの事業化でした。

東京のジンギスカンのお店(大森駅近くの「ジンギスカン慶彦」)にも羊の肉をおろしているそうなので、まずはそこで「東北いろは」プロジェクトのメンバーで会えるといいなぁと思いました。さとうみファームの羊肉以外もお店は仕入れていらっしゃっているため、行けば必ずさとうみファームからの羊肉が出てくるとは限らないそうです。ちなみに、このジンギスカン慶彦は、元広島東洋カープ・高橋慶彦さんプロデュースのお店とのこと。スイッチヒッターでしたね。(ある程度の年代以上でないと、通じないと思いますが・・・。)

画面にはときおり真っ白くて長いしっぽの猫ちゃんがウロウロ。なんと、前日に保護ネコを引き取ったばかりとのことでした。ソルトちゃんという名前のこの猫ちゃんは「おとなしく見えたけど、2日目にしておてんばになった」とのこと。羊飼い?にはなれないかもしれませんが、金藤さんと元気にさとうみファームを切り盛りしてほしいと思いました。

次回(第6回)のオンラインおちゃっこは、12月14日(火)19時~20時半、ゲストは神谷未生さん。岩手県大槌町で、「一般社団法人おらが大槌夢広場」の代表理事・事務局長をつとめていらっしゃいます。震災後まもなく設立され、震災語り部事業や、まちの活性化などに取り組んでいる団体です。私も、前職で大学生たちと何度もお世話になっている団体です。名古屋ご出身で国際看護師として震災後派遣された大槌にその後移住した神谷さんから、どのようなおお話ができるか、楽しみです。まだ参加者募集を始めていないので、始まったらご案内します。

10月最後の週末が、みなさまにとって素敵なものになりますように。

(中原)