10月13日は「国際防災の日」
先週木曜日(10月7日)22時41分ごろ、千葉県北西部を震源とする最大震度5強の地震がありました。首都圏では、かなりの揺れを感じた地域が多かったと思います。ケガをされた方や火災、停電、水道管の破損等によるライフラインへの影響や交通機関でも影響を受けた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
私が住むマンションもエレベータが停まりました。故障というより点検のための停止だと思いますが、翌日夕方まで使えませんでした。かなり揺れましたが、自宅にいなかった東日本大震災の時の状況を考えると、10年前はいったいどれほど揺れたのか、あらためて地震の恐怖を感じました。
そして2年前の今日は、台風19号が東海~東北地方にかけて大きな被害をもたらしました。いまも5,300人を超える方々が仮設住宅に住んでいらっしゃるそうです。
日本では9月1日の防災の日はよく知られていると思いますが、10月13日は国連が定めた「国際防災の日」(国際防災デー)です。災害リスク軽減のための日(International Day for Disaster Risk Reduction)とも言われます。また、災害による被害のリスクを軽減するだけでなく、災害の復興の過程で、将来の災害に強いまちをつくりながら復興をしていこうという「Build Back Better(ビルド・バック・ベター、より良い復興)」という考え方は2015年に国連防災世界会議が仙台で開催された際に提唱されました。
よりよい復興のためには、日ごろからの地域の人たちの間での縁がひろがるようなまちづくりも必要です。
ところで、趣味の関係でよく拝見している「文具王」のYouTubeチャンネルがあります。さまざまな文房具関連情報を教えていただいていますが、先週の地震のあと棚から物が落ちにくくなるという「落下抑制テープ」を実演つきで解説されていました。このような商品について別のところで目にしたことがあります。他社商品もあると思いますが、防災対策として参考になると思います。
しばらくは同程度の地震に注意が必要だそうです。棚の上から落ちてきたもの等がある方は、しばらくは棚の上に戻さない方がよさそうです。また、落ちてきたものが重いものの場合は、置き場所を変えることも検討してください。引き続き、注意しながら過ごしましょう。
(中原)